山中正実

山口県の瀬戸内海に面した工業都市、周南市(旧徳山市)に生まれ育つ。北海道大学入学と同時に北大ヒグマ研究グループに所属し、知床半島や天塩地方などの山々でヒグマの生態調査活動を行った。支笏湖周辺におけるアイヌの人々による「穴グマ狩り」(春先、越冬中のヒグマを捕る手法)に同行する冬眠穴調査にも長く参加した。この調査記録は、このアイヌ民族伝統の猟法の我が国最後の記録となった。

大学では北大水産学部および同大学院北洋水産研究施設海洋生態学部門でトドを中心に海獣類の研究に携わった。

1987(昭62)年、同大学院博士課程を中退して斜里町に就職。知床自然センター・知床財団の設立に関わり、その後、同センター管理事務所研究員として知床半島のヒグマなどのさまざまな野生生物の調査や保護管理に従事した。1996(平8)年4月から2002(平14)年3月まで斜里町自然保護係長(知床自然センター管理事務所研究員を兼務)。同年4月より知床財団に出向、同財団統括研究員・事務局長として、知床国立公園とその周辺の自然環境の保全管理にあたる知床財団の中枢を担い、知床世界自然遺産登録に向けたさまざまな取り組みを行った。2012(平24)年4月より、斜里町立知床博物館館長。

2002(平14)年7月には北の海の動物センターによる戦後初の択捉島総合調査で調査団長を務めた。現在、日本哺乳類学会哺乳類保護管理専門委員会委員、北海道環境生活部エゾシカ保護管理検討会委員、野生生物保護学会ワイルドライフフォーラム誌編集長。

著書に、「知床の素顔」(朝日新聞社、2005/編著)、「世界自然遺産 知床とイエローストーン」(知床財団、2006/編著)、「知床の哺乳類」(北海道新聞社、2001/共著)、「ヒグマ学入門」(北海道大学出版会、2006/共著)など。

masami-y@apost.plala.or.jp

user/山中正実.txt · 最終更新: 2012/04/03 16:01 (外部編集)
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