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- ゴールデンウィークの開館について(2021年) — 村上隆広 2021/04/18 14:23
- 研究報告 第43集 — 村上隆広 2021/04/10 11:39
ウトロの発掘調査では、縄文時代後期からオホーツク文化期までの長期にわたる遺物や、竪穴式住居跡が多数見つかっています。東京大学による調査資料など、過去の貴重な調査資料も多数展示しています。
日本列島と北方地域をつなぐ交流はいつから始まり、どのように変化していったのでしょうか? 知床を含む最近の調査成果を踏まえつつ、縄文文化からオホーツク文化、さらにアイヌ文化の成立へと至る時期の「北回りの交流」と、そのような交流が北海道の先史文化へどのような影響を与えたのかを紹介します。
展示更新の工事のため、本館常設展示室は上記期間臨時休館となります。なお、交流展示室、交流記念館ホール(特別展)は通常通り開館します。入館は無料です。
新しい展示をお披露目します。学芸員による解説ツアーです。
全国で野生動物とのトラブルが増加しています。専門的知識経験を身につけた人材育成や、教育現場としての知床の可能性について講演します。
斜里平野は3〜12万年前に屈斜路湖火山が噴火した後、氷河期に中斜里平坦面、6千年前に砂丘が成長し、古斜里湖が形成され現在の姿になりました。現地で地層の観察と砂の顕微鏡観察を行います。
子ども用の椅子を牛乳パックを使い1人2つずつ作ります。そのうち1つは博物館のオブジェにします。
中を洗って乾かし、切らずに、四角い形のまま博物館へお持ち下さい。上記講座で利用します。
ウトロの発掘調査では、縄文時代後期からオホーツク文化期までの長期にわたる遺物や、竪穴式住居跡が多数見つかっています。東京大学による調査資料など、過去の貴重な調査資料も多数展示します。ウトロで採集された土器や石器をお持ちの方。今回の特別展会場で個人の資料を展示することも計画しています。博物館(松田)まで連絡下さい。
国後島、択捉島の環境行政機関の専門家により、両島の自然の現状や現地で行われている活動内容を紹介してもらいます。
ヒスイや黒曜石などを専用の器械で磨き、ネクタイピンを作ります。
10月22日に出現数のピークを迎えるオリオン座流星群を観察します。そのほか明るく輝く木星やペガサス座、M31アンドロメダ大星雲なども観察します。
市街地でみられるコケ植物の観察会です。ルーペや顕微鏡をつかって足もとに生える小さな植物たちの世界をじっくりと観察します。
秋の気配が深まる林で、シダ植物の観察会を行います。和琴半島で見られる主な種類をシダ初心者むけにじっくりと観察します。
知床で一番多く化石が見つかる羅臼の幌萌海岸で、貝や魚の化石を探します。また、相泊海岸でジャスパー(石英質の硬い石で、美しいものは宝石です)を探します。車中から、羅臼側の地層観察を行い、斜里側の地層と比較して知床半島の形成について考えます。
今年で16回目をむかえた、しれとこ植物画同好会の作品展です。植物の特徴をとらえ、精密で立体的に描きます。ボタニカルアートの世界をお楽しみ下さい。
小学校低学年はペーパークイズ、4年生以上はiPodを利用した音声クイズです。クリアしたら難しいコースにチャレンジ!小学生〜中学生対象です。※中学生以下の入館は無料、クリアするまで期間中何回でも参加できます(ただし1日1回のみ)。
博物館集合解散、要申込み。定員に余裕があれば大人の参加も可能です。
海岸の草花で標本を作ろう
メノウをみがいてペーパーウェイトを作ります。
はたおり機でオリジナル作品をつくろう!
前浜を歩き、珍しい生き物や漂着物を見つけます。
博物館裏の池で、ゲンゴロウやトンボ、プランクトンをさがそう!
タモ網で川の生き物をつかまえよう!
6月から10月の間、毎月10日に博物館裏の野草園にて実施しています。たくさんのご参加・ご協力をお願いいたします。
超音波検知器を使って、コウモリやキツネなど夜に活動する動物を観察します。
考古学研究において重要な成果をもたらしているウトロ遺跡での発見資料を、ウトロ地区の会場で公開します。国道改良工事に伴う大規模な発掘調査で見つかった土器や石器のほか、竪穴住居跡や墓の写真を展示します。
6月から10月の間、毎月10日に博物館裏の野草園にて実施しています。たくさんのご参加・ご協力をお願いいたします。
今年6月に知床で3番目の活火山に指定された天頂山を紹介します。
★雨天のため中止となりました
バスで摩周湖第一展望台に移動し、カルデラを半周しながら植物や火山活動を学びます。摩周岳は今から約7,000年前に大噴火し、摩周カルデラを作った火山です。摩周湖はこの摩周カルデラに水がたまってできたものです。亜高山の花もお楽しみに。
土星・夏の大三角形などの観察とデジタルカメラによる天体撮影に挑戦します。参加者には星景写真を差し上げます。
オホーツク海沿岸の浜小清水から斜里にかけてはきれいな砂浜が広がり、砂浜を歩くとキュッキュッという音がきこえます。これは鳴き砂と呼ばれ、日本全国に約20ヶ所が知られています。日本各地の鳴き砂の音色をミュージックサンドグラスで楽しみ、鳴き砂が生まれた環境について考えてみます。
北海道指定史跡・朱円周堤墓の発掘調査が、約60年ぶりに6月1日から中旬まで行われます。6月11日(土)の現場見学会では、全体解説を松田学芸員が、発掘現場の解説を(財)道埋文の鎌田・藤井調査員が行います。滅多に見ることができないものですので、考古学ファンのみならず、考古学に興味のない方々もぜひとも見学会に参加していただければと思います。なお、調査期間中、関係者以外立ち入ることはできませんので、ご了解下さい。
クリンソウ、オオアマドコロ、エゾノタチツボスミレ、エゾノコリンゴなどを観察します。
今回の特別展を企画した中川学芸員が、展示物にまつわるエピソードを交えながら解説します。鳥に関する質問も受け付けます。この機会に鳥の知識を深めましょう。
毎年恒例の作品展です。はたおりの会のみなさんが工夫を凝らした、色とりどりの作品が勢揃いします。
マイヅルソウやクルマバソウ、スズランやスミレの仲間など次々と咲き出した春の花を探して、まだ明るい町内の林の中を歩きます。
5月18日は国際博物館会議によって提唱された「国際博物館の日」です。無料開放日としますのでお誘い合わせの上ご来館下さい。
はたおりの会の皆さんの指導のもと、1人30分ずつ体験できます。丁寧に教えてもらえるので、初めての方でも大丈夫です。自分だけの作品を作りましょう。
★曇天のため中止となりました
博物館天体ドーム室の大型天体望遠鏡で土星とヘルクレス座のM13球状星団を観察します。前庭でおとめ座などの春の代表的な星座を肉眼で観察します。
真鯉海岸付近でメノウを探し、採集したメノウを博物館の機械で磨き、文鎮を作ります。
春が近づく斜里岳山麓で、哺乳類や鳥たちの姿や痕跡を探します。何が見られるかは当日のお楽しみ。雪が多いときは歩くスキーを使います。
知床では280種を超える鳥類が確認されています。知床の多様な環境と、そこから提供される様々な餌やすみかは、多くの鳥類の生息を可能にしています。鳥たちの色、くちばしや足、翼の形、行動のほか、巣の形や作られる場所、季節的な移動も様々です。知床博物館が所蔵するたくさんの標本や写真をもとに、知床の鳥たちの世界を紹介します。
人類に長い歴史があるのと同様に、環境にも歴史がある。とくに、人類が出現して以後は、環境は人類の活動によって徹底的に踏みにじられてきた。だが、いまや破壊された環境が人類に逆襲をはじめた。環境の破綻によって、多くの文明が崩壊してきた。それは、大型化する自然災害、衰退する農林水産業、といった、直接は関係なさそうな形となって崩壊の引き金を引いた。知床半島におけるシカの食害は自然現象だが、増殖する環境を提供したのは人間である。人間と環境の相互の歴史を改めて考え、今後の私たちの生活のあり方をみたい。